料理を作ろうとすると、まず調味料の使い方を覚えないといけません。どの調味料を使うかでがらりと味が変わってくるので最重要項目です。
和食を作るなら日本古来からある醤油、味噌、みりんなどがありますが、世界ではいろいろな調味料が使われています。たとえば韓国のダシダ、タイのナンプラー、イタリアのバルサミコ酢などがあります。こういった調味料をうまく使うことによって大切な人に喜んでもらえる最高の料理が完成します。
ですので今回は調味料の人気おすすめ本を厳選して17冊をご紹介します。
この記事さえ読めば、調味料の正しい使い方からおすすめレシピまで知ることができます。
理解しやすく写真や図が多め
実際に私が読んだことある
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調味料の本を読むならKindle Unlimitedがお得
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おすすめの調味料の本11冊
こちらでは全般的な調味料の解説、使い方を載せた本をご紹介します。
ベストオブニッポンの調味料
・伝統ある調味料がどのように作られているかわかる
・調味料の「さしすせそ」の基礎が学べる
本書では、日本という豊かな土地で育まれ、長年、日本人に愛用された調味料を数多く紹介しています。
たとえば、日本料理、フレンチなどの巨匠クラスの料理人はどんな調味料を使って奇跡のような一皿を作っているのか?
調味料の「さしすせそ」の基礎知識とは?
など調味料についての疑問を解決できます。
また名作調味料の購入先も掲載しているので簡単にお取り寄せもできます。
ひと振りで絶品に!この調味料がすごい
・肉や野菜など各ジャンルに最適な調味料がわかる
・日本国内で買える調味料のみ紹介
本書では、たったひと振りで劇的に料理がおいしくなる国内外の調味料250種類を紹介しています。それら調味料を肉、魚、野菜、麺の中の好きなジャンルから見ることができます。
図も多く、マニアックな調味料も出てくるので眺めているだけで楽しいです。また、カルディ、成城石井、コストコ、通販など日本国内で買える調味料のみを紹介しています。個人的にご飯のお供コーナーが読み応えありました。
調味料とたれ&ソース568
・568種類もの調味料ごとの定番料理の正しい味付けが学べる
・ハーブ、スパイスの種類がわかる
本書では調味料ごとの定番料理に使われるタレ、ソースの正しいレシピを数多く紹介しています。
醤油、酢、みりんなど一般的な調味料はもちろん、タバスコやとうがらし、ナンプラーなど世界の調味料にも対応しています。
個人的には終盤に掲載されてあるハーブ・スパイスの種類と効果が読み応えありました。ちなみにハーブ・スパイスが日本で一般的に使われ始めたのは昭和30年代後半とのことです。
たれ・ソースの黄金比レシピ345
・調味料ごとに分類されている
・画像が多くてわかりやすい
本書では料理が最高においしくなるタレ・ソースの黄金比率レシピを345種類も紹介しています。
タレのレシピと一緒に必要な材料、料理レシピも掲載されてあるので、この本だけで多くの定番料理が作れるようになります。
個人的には、タレ・ソースの保存方法、調味料のはかり方が勉強になりました。
日本と世界の塩の図鑑
・塩の基礎知識が身につく
・塩ごとの選び方、効果的な使い方、食材との組み合わせ方がわかる
本書では塩の基礎知識から種類、選び方、効果的な使い方など塩に関する、ほぼすべてを紹介しています。
料理をする人なら、一度は塩の選び方を気になったことがあると思います。そんなときこの本があれば、塩の疑問をすべて解決してくれるはず。なぜなら、おそらく塩の本でここまで細かく紹介している本はないからです。
なんと細かすぎて塩の結晶の拡大図まで載せています(笑)
この本に対する著者の並々ならぬ意気込みを感じます。
ちなみに日本だけで4,000種類の塩が手に入るそうです。その中からあなたが作る料理に適した塩の選び方がこの本から学ぶことができます。
個人的には土が入っている塩があることに驚きました。ほんと世界にはいろんな塩があることがわかります。
醤油手帖
・醤油の製法が学べる
・卵かけご飯、スイーツ専用の変わり種醤油も知れる
本書では醤油の定義や種類、製造メーカーの詳細などを紹介しています。
日本国内には1400蔵もの醤油蔵があります。どういった県でどのような醤油が作られ、地域によってどのような醤油が好まれているのか詳しく知ることができます。
この本を読めば、間違いなく醤油の奥深さを感じることができます。
個人的には千葉県が全国シェアの36%を持っている醤油大国であることを初めて知りました。ヤマサ醤油、キッコーマン、ヒゲタ醤油など名だたる醤油メーカーは千葉県にあるんですね。
いちばんくわしい スパイス便利帳
・スパイス毎の効果や利用法が学べる
・スパイスを使ったレシピを知れる
本書では、3名のスパイス達人が一つ一つのスパイスの詳細や効果、利用法を細かく紹介しています。
特にこの本を利用しやすいなと思ったのが、スパイス達人によるスパイスの使い方の説明です。たとえば、このスパイスは肉の下味におすすめ、このスパイスの香りの立たせ方など、ただ紹介するだけではなくスパイスごとに最大限効果のある利用方法がわかります。
また和・洋・中・エスニックの人気シェフによる51ものレシピも掲載されています。いくつか作ってみましたが、どれもとても美味。また少しですがハーブも紹介されていました。
美味しく改善「ハーブ&スパイス薬膳」 カラダを整える食材の便利帳
・スパイス、ハーブの歴史がわかる
・薬膳としてのスパイス、ハーブの効能を学べる
本書ではスパイス、ハーブが薬膳としてどのような効果、利用法があるのかを紹介しています。
薬膳とは、食べる人の体調や季節に合わせ、生薬(漢方薬の原料)と食材を組み合わせた料理のことです。薬膳の大切な役割であるスパイス・ハーブの効能をこの本では詳細に説明しています。
たとえばショウガを取ると身体が温かくなるなどがわかりやすいですよね。こういった効能はスパイス・ハーブごとに違うのです。
今まで、ただの味付けや風味づけだけだと思ってたので読んでて勉強になりました。個人的には体調別でおすすめのスパイス・ハーブを紹介している項目が役に立ちそうでした。
ホントによく効く油の正しい選び方・使い方
・25種類の植物油ごとの特徴を学べる
・植物油を使ったレシピを知れる
本書は、植物油がいかに身体に良い影響を与えるか、またそれぞれの油ごとの特徴を徹底的に解説しています。
食材を焼いたり、揚げたりすることが多い油は、調味料としてはあまり意識しないものです。この油を“食べ物”として見たときの効能や特徴をこの本で知ることができます。
後半では調味料として見たときに、料理ごとにどの油を合わせたら一番おいしくなるかも紹介されています。
個人的には、トランス脂肪酸が含まれているマーガリンなど、身体に悪い油を紹介している項目が役に立ちました。
みその教科書
・味噌の健康効果を学べる
・味噌の種類ごとの食材との合わせ方、おすすめレシピがわかる
本書では北は北海道、南は沖縄まで著者が訪れた味噌蔵の紹介から味噌ごとの調理方法まで、味噌に関する知識を紹介しています。
「教科書」と銘打っているだけあって、味噌の歴史や種類はもちろんレシピまで、味噌の知識を幅広く知ることができます。実際に味噌蔵にまで取材に行ってる著者の味噌への愛が強く感じる書籍ですね。
味噌を使ったレシピは和食のみかと思いきや、洋食やスイーツのレシピも載っているので使い方の幅がかなり広がると思います。
知っておいしい 調味料事典
・調味料ごとの特徴を活かした料理への使い方が学べる
・調味料の歴史もわかる
本書では国内外9カテゴリー126種類の調味料を余すことなく紹介しています。カテゴリーは、しょうゆ、塩、佐藤、酢、味噌、醤、ソース、ダシ、サラダドレッシングに分かれており、気になるカテゴリーから読むことができます。
調味料一つ一つの特徴、料理への効果的な使い方などが紹介されているので調味料を深く知るにはもってこいの1冊です。
特定の調味料だけを使ったレシピ本6冊
こちらでは特定の調味料だけを使ったレシピ本をご紹介します。
素材の旨味を引き出す 塩とこしょうのシンプルレシピ
・和食、洋食、中華に対応
・野菜の大きさが原寸大で載っているのでわかりやすい
本書は塩とこしょうだけで調理された和・洋・中49種類を紹介したレシピ集です。
この本を購入したとき、「塩とこしょうだけで大丈夫なのか?」と思って2〜3種類作ってみたのですが、意外と本格的な味になりました。むしろムダな味付けをしていないので素材の味を存分に楽しむことができます。
おもしろいのが徹底して塩とこしょうだけしか使わないところ。なので定番料理も普通とは違う作り方をします。たとえば、塩すき焼きや塩味の麻婆豆腐など。ちょっと作ってみたくなりますよね。
今までに作ったことがない調理法なので、実際にレシピ通りに作ってみると料理の幅が広がるような感覚がしました。またカットされた野菜の原寸大が、そのまま載っているので料理初心者でも安心して作れます。
やせる・若返る・病気が消える! お酢レシピ完全版
・お酢の健康効果や美容効果がわかる
・お酢を使った様々なレシピを知れる
本書ではまず、お酢の特徴や健康効果、美容効果を学べ、後半ではお酢を楽しむための様々なレシピを知ることができます。
お酢と一言で言っても効果は様々。「ダイエット効果」「アンチエイジング」「病気改善・予防」などたくさんの嬉しい効果があります。それも1日1杯で効果が得られるとのこと。
後半のレシピでは、味噌汁や牛乳にお酢を入れるなど変わった組み合わせも多く、どれも試したくなるメニューばかりでした。
最後らへんに紹介されてあったのですが、中には5,000円近くする高級なお酢もあるそうです。お取り寄せもできるとのことなので、ぜひ誰かに試して頂きたいです。
オイスターソースひと匙で「劇的においしくなる!」レシピ52
・オイスターソースの簡単な歴史が学べる
・オイスターソースの本当の実力をわかる
本書では、オイスターソースを使った52種類もの和、洋、エスニック、デザートのレシピを紹介しています。
どこの家でも1本は常備されてあるけど、野菜炒めくらいしか使い道がわからず、いつも賞味期限を切らしているご家庭も多いハズ。使いどころがあまりわからないという人も多いのでないのでしょうか。
しかし、この本を読めば、様々な料理に使える万能調味料だということを知ることができます。デザートレシピも5種類あり、試作してみるとちょっと複雑な大人の味を楽しむことができました。
作って、食べて、満たされて 私を幸せにするハーブレシピ
・ハーブを使った絶品レシピを知れる
・画像が多く使われているので華やか
本書では、この1冊でハーブの種類と特徴やハーブを使ったレシピを学ぶことができます。
Kindle版しかないのですが、ハーブを使ったレシピが22種類紹介されてあり、ハーブを使ってなにか作りたいなと思っている人にはぜひ手にとってほしい本になります。
日本人には馴染みのないハーブですが結構いろんな料理に使えます。たとえば、書籍内で紹介されてあるハーブちらし寿司は斬新なアイデアでしたね。
しかし、レシピの数は少なめなのである程度、慣れてきたら応用して自分なりのハーブ料理を作ってみるのもありだと思いました。
焼肉のたれレシピ: モランボン「ジャン」で絶品おかず70
・モンブラン社員が実践してるレシピを知れる
・他の焼肉のタレでも応用が効く
本書では、1979年に誕生したモンブラン社の焼肉のタレ「ジャン」を使った70種類ものレシピを紹介しています。
こちらは焼肉のタレ、それもモンブランの「ジャン」を使ったレシピだけというかなり変わり種のレシピブックです。
そもそも焼肉のタレがいろんな料理に合うことは容易に想像できます。ということは本書の主旨とは異なりますが、「ジャン」だけではなく他の焼肉のタレでも似たような味が作れます。
焼肉のタレを焼肉のときにだけ使ってるのは本当にもったいないです。ぜひこちらの書籍で応用レシピにも挑戦してみてください。
NHKまる得マガジンプチ 麹 手づくりみそ、甘酒、塩麹
・様々な麹を使ったレシピを知れる
・麹自体の作り方を学べる
本書は、麹の種類から効果、また麹の作り方までを紹介しています。
麹は素材の旨味をグンと引き出したり、料理に入れるだけで深いコクを出してくれます。その麹を使った絶品レシピを知ることができます。
個人的には大豆から味噌を作る方法は見ものでした。まだ実践していませんが、時間があるとき手作り味噌に挑戦してみようと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
調味料の世界は奥深いですね!
少しでも調味料を巧みに使い、最高の一皿を作り上げてください。
以上、の調味料の本おすすめ17選でした!
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Kindle Unlimited会員だけで勉強してもいいのですが、たとえば試し読みしてから紙の書籍を買うと失敗も減るので本当におすすめです。